嘘みたいな話【北海道の七夕は8月】ローソクもらいの風習がおもしろい

シノクマ
「今日は7月7日七夕だね。夜は星見えるかな」

クマオ
「北海道は七夕8月だよ。知らなかったでしょ？！」

シノクマ
「え？絶対ウソでしょ？笑」

いつもの調子でふざけて言ってるんだとおもってたんだけど….。

調べてみたら…。

えぇー！！本当じゃん。七夕の日が全国共通じゃないなんて！かなり衝撃的な事実。

シノクマ

でもなんで8月なの?

Contents　

北海道の七夕は8月7日
- 北海道の七夕はなんで8月なの？
- 七夕とお盆の深い関係
ローソクもらい？北海道の七夕の風習
終わりに

北海道の七夕は8月7日

私は千葉育ちで七夕は7月7日があたりまえでもちろん全国どこでも同じだと思ってました。

色とりどりの短冊に願いごとを書いて笹や竹に飾る。それが子供のころの毎年恒例の行事でした。夜空には天の川が流れ、彦星と織姫が一年に一度の再会を果たす。

梅雨時期なので天気が悪い日が多いけど星が見れそうなときは夜空を見上げて天の川を探してましたね。

懐かしい子供の頃の記憶。

北海道の七夕は１ヶ月遅れの8月7日。
国が違えば行事の日にちが違うこともあるけどまさか日本の中でも違いがあるなんてね。

北海道の七夕はなんで8月なの？

北海道は旧暦の七夕を選択したから8月なんです！

○旧暦の8月（北海道、一部地域）

○新暦で7月（全国的）

七夕は旧暦7月7日の行事でしたが、新暦でみると現在の8月が七夕の時期となります。

シノクマ

う〜ん、ちょっとややこしい。

旧暦と新暦は1〜2ヶ月ほどのズレがあって
旧暦7月7日が現在の8月にあたるんです。

全国的には新暦になっても7月7日が七夕というのは変わらなかったんですね。
北海道や一部地域は旧暦の8月7日が七夕なんです。

ちなみに北海道の中でも函館、根室では7月に七夕行われるんだって。

旧暦とは

明治5年12月2日まで使用されていたのが旧暦。
太陽太陰暦を用いたもので月の満ち欠けがベースになってて
新月が1日、三日月が3日、満月が15日（十五夜）と日付と月の満ち欠けの呼び名が一致してるんですね。
12ヶ月で345日ほどなので１年で約11日ほどズレてしまいます。
それを閏月（うるうづき）を挿入して季節と月日のズレを調整していたそうです。

新暦とは

明治6年1月1日から現在が新暦。
グレゴリオ暦を使っていてます。
簡単に説明すると400年間の平年が365日。そのうち97回の閏年を挿入してその年を366日とすることによってズレを調整されています。

旧暦に比べて季節のズレが少ないのが新暦なんだとか。